日本人は、青汁を飲んでいる人が多いですよね。あなたの周りにもいるかもしれませんし、あなた自身が飲んでいるかもしれません。
青汁は、苦味があり飲みにくいイメージもあるかと思います。それでも飲むのは、何のためでしょうか。
多くの人は、健康のために、栄養不足を補うために飲んでいるのではないでしょうか。
ですが、青汁を飲むことは、果たして本当に栄養を補うことができているのでしょうか。
今回は、青汁を飲むことで食生活の改善はできるのかについて、みていきましょう。
魔法の飲み物青汁?
野菜不足が指摘されている現代の食生活。
厚生労働省は、1日あたりの成人の野菜類の摂取量は、350g以上を推奨しています。しかし、食の欧米化が進んだなかで、この推奨量に到達していない日本人はとても多く、約7割と言われています。
青汁にはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、野菜不足をサポートできると、多くの人に親しまれています。
青汁に使われる原料は商品により異なりますが、緑色の葉野菜を主原料としていることが一般的です。これらには、食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
最近では、話題の栄養素を含んだ青汁や、飲みやすさに配慮して作られた青汁なども販売されています。
不味くてもカラダのために青汁を飲む、という考えは、もう一昔前のこと。
野菜独特の匂いや苦味に苦手意識を感じてしまうと、続けたくても続けられませんよね。
気になる方は、比較的苦味が抑えられていて飲みやすく、美味しい青汁を探して試してみてはいかがでしょうか。
青汁だけで必要な栄養は補える?
青汁は、”健康補助食品”です。あくまで野菜不足の”サポート”でありますから、青汁だけで十分に栄養を補給できる訳ではありません。
青汁だけ飲んでいれば野菜は食べなくても十分、ということではないので注意しましょう。
通常の食事を摂ったうえで、足りない栄養素を補うのが青汁の役割です。
商品のパッケージなどには、どの栄養素がどれくらい入っているかが記載されています。自分に不足しがちな栄養素を考慮しながら、自身に合った青汁を探しましょう。
青汁に含まれる栄養
では、青汁を飲むことでどのような栄養を補給できるのでしょうか。
不足解消をサポートしてくれる栄養とその役割を、具体的にみていきましょう。
ミネラル
青汁には、多くの必須ミネラルが含まれています。カルシウムやマグネシウム、カリウムなど、全てカラダの組織を維持するのに欠かせませんが、体内で生成することができません。
ですから、食事だけでは足りないミネラルを、毎日の青汁習慣で補給することで、カラダの機能の維持や調節ができるのです。
ビタミン
青汁に含まれるビタミン類には、ビタミンCやビタミンEなどがあります。
ビタミンも、カラダのなかで栄養素が円滑に機能するために欠かせない成分であり、体内で作られる量も微量です。
そして、美容にも必要不可欠です。
ビタミン類は、野菜や果物などに多く含まれていますが、毎日多くの野菜を摂るのは時間も手間も、お金もかかりますよね。
美容や健康を維持するために、手軽にビタミンなどが補給できる青汁は大変効率が良く、忙しい人にもおすすめです。
食物繊維
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、青汁には特に不溶性食物繊維が多く含まれています。
不溶性食物繊維は、水を含むと膨らみ、腸壁を刺激して便通を促す性質があります。
腸内環境を整えることは、カラダの健康や美肌にも直結します。
水溶性食物繊維も、胃腸に入った食物の吸収を緩やかにするなど、健康を維持するための役割を多くもっています。
青汁で食生活のサポートを
いかがでしたでしょうか。
青汁は、野菜不足に起因する栄養不足を補ってくれる万能なドリンクです。
現代の私たちに不足しがちな栄養が詰まっています。
しかし、青汁を飲んでいれば野菜を摂らなくても良いというわけではないことは、先述の通りです。
バランスのよい食事を心がけつつ、あくまでも足りない分を補う目的として、毎日の生活に取り入れると良いでしょう。
あなたも青汁の力を借りて、食生活をさらに良いものにしてはいかがでしょうか。
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