昨今の健康ブームの影響もあり、「青汁」が非常に人気となっています。
1日分の野菜以上の栄養素を含有しているだけではなく、プラスアルファの栄養分が摂取できる青汁も開発されており、青汁が私たちの食生活の強い味方になっています。
今回はそんな青汁の健康効果について紹介していきます。
1日にどれだけの野菜を食べればよいのか?
そもそも人間は1日にどれだけの量の野菜を食べればよいのでしょうか?
人それぞれの体格や身体活動量(運動習慣やエネルギー消費量など)によって必要な野菜の量は異なりますが、一般的に、成人の1日あたりの目標野菜摂取量は350gだと言われています。
とはいえ、350gという野菜の量を毎日食べるのはなかなか大変です。
一般的な野菜サラダであれば、約5・6皿分が野菜350gに該当すると言われており、1日3食野菜サラダを食べたとしても目標摂取量には届きません。
つまり、毎食野菜サラダを食べるだけでは不十分だということになります。
だからこそ、毎日の野菜不足を解消するためには野菜サラダのほかに、酢の物やおひたし、汁物や煮物など、生野菜だけではなく様々な食品を食卓に並べる必要があるのですが、毎日料亭のように複数種類の野菜料理を作るのは至難の業です。
ただでさえ仕事や家事、子育てなどに追われる日々を過ごしている現代人にとっては、目標量の野菜を摂取して、野菜不足を解消するのは夢のまた夢です。
では、1日分の野菜を効率的に摂取するにはどうしたらよいのでしょうか?
そんな時にこそ活用できるのが青汁です。
今の青汁はおいしいという事実
目標の野菜摂取量をクリアするためには、毎食野菜を食べるだけでは不十分であり、青汁などの補助食品を有効的に活用する必要があります。
しかし、青汁と聞いて思い浮かぶイメージは「まずい」というものではないでしょうか?
過去に「まずいけど栄養満点」というようなキャッチコピーで売り出された青汁があったため、今でも多くの人が青汁はまずいものだと勘違いしています。
しかし実際には、青汁の製法や素材、飲み合わせなどの研究開発が進んでおり、「飲みやすく」「おいしい」青汁が数多く商品化されています。
青汁をまずいものだと思いこんでしまっている人は、どれだけ青汁が健康に良いと理解しても、やっぱり飲みたくないと感じてしまいます。
だからこそ、まずは頭の中の青汁のイメージを取っ払ってから、青汁についての知識を深めていきましょう。
そんな青汁にはもちろん多くの栄養素が含まれています。
もともと青汁は非常に栄養価の高い製品だったのですが、昨今の健康ブームや各企業の製品開発などの後押しもあり、最近の青汁には目を見張るような栄養素がたっぷりを盛り込まれています。
大麦若葉や酵素、乳酸菌などが含まれている青汁もあり、これらの青汁を活用することで、人間が必要とする栄養素をもれなく摂取することも可能です。
ビタミン類やミネラル、食物繊維などは日常的な食事(特にコンビニ弁当や外食)だけでは不足しがちになってします。
そんな人こそ、青汁を活用することでビタミンやミネラル、酵素、食物繊維などを効率的に摂取することが可能です。
青汁の栄養素
そもそも青汁とは、生の緑色野菜をすりつぶしたものを液状のまま、もしくは粉末状にした製品のことをいいます。
だからこそ、青汁を飲むだけでかなりの量の野菜(野菜の成分)を摂取することが可能です。
それだけではなく、青汁の主成分として使用されている野菜は、大麦若葉やケールなどであり、私たちが日常的に口にしている野菜よりも栄養価の高い野菜が使用されています。
これらの成分には、食物繊維、ビタミン、ミネラル、βカロテンなど、野菜そのものが持っている栄養素が総合的に含まれています。
青汁には人間が必要とする1日分の野菜以上の栄養成分が含まれており、これが「青汁は健康に良い」と言われる理由でもあります。
青汁のおすすめの飲み方は?
青汁にはバラエティに富んだ複数種類の栄養素が豊富に含まれています。
青汁は野菜そのものから栄養素を抽出して製造されているため、野菜が有している栄養素は全て青汁も持っているということになります。
加えて、大麦若葉や酵素と呼ばれるような栄養価の高い食材が青汁にミックスされている場合もあり、このようなタイプの商品には、本来の野菜が持っている異常の栄養素や健康成分を含んでいるということも少なくありません。
青汁には食物繊維なども豊富に含有されているため、見た目のボリューム以上に十分な量の「野菜成分」を摂取することができます。
1日分の野菜を野菜そのものから摂取するというのはなかなか大変です。
献立を決めたり、食材を用意したり、料理をしたり、多大なコストを消費することになります。
そんな時こそ、普段の食事に青汁をプラスしてみましょう。
青汁にはビタミンやミネラル、食物繊維などの「野菜から摂取すべき栄養素」がたっぷり含まれています。
青汁を賢く利用することで、生活習慣を大きく変えることなく、健康的な食生活を作ることが可能です。
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