ミネラルは人間にとって重要な栄養素のひとつであり、ビタミンなどと並んで五大栄養素とよばれています。
専門的には微量元素ともいわれ、鉄やカルシウムなど、さまざまなものが存在します。
その働きや効果はミネラルによって“まちまち”なのですが、私たちが健康的な心身を維持するためには、どのミネラルも大変重要です。
そこで今回は、ミネラルの基本を紹介しながら、ミネラルを効果的に摂取するための方法を解説します。
そもそもミネラルってなに?
食べ物に含まれる栄養素は、人間の生命や健康を維持するのに欠かせません。
特に、たんぱく質・糖質・脂質は、体内で筋肉や脂肪、骨などの組織を作る、エネルギー源としてとても重要な役割を担っているため、三大栄養素とよばれています。
さらに、身体の調子を整えるために欠かせないのがビタミンとミネラルという栄養素であり、三大栄養素にビタミンとミネラルを加えて、五大栄養素とよばれています。
ミネラルには鉄やナトリウム、カルシウムやマグネシウムなどがあり、それぞれが健康維持に重要な働きをしています。
ミネラルは体内で合成できない
ミネラルは生命活動を維持するために必須の栄養素なのですが、体内で合成することができません。
そのため、食事によって摂取する必要があり、毎日の食生活によって体内ミネラルのバランスは大きく崩れてしまいます。
ミネラルを摂取するためにはどうすればいいか?
ミネラルは人間にとって重要な物質である一方、体内で合成することが出来ない栄養素のため、食事によって摂取する必要があることを紹介しました。
ではここからは、「より効果的にミネラルを摂取する方法」を紹介していきます。
食品によってミネラル含有量は異なる
食品や献立ごとに栄養価が異なるように、食品によってミネラル含有量も大きく異なります。
そのため、バランスよくミネラルを摂取するためには、好き嫌いをなくし、幅広い食品(食材)を規則的に食べることが基本になります。
好きなものだからといって、ある一定の食品ばかりを食べていると、ミネラルのバランスが崩れ、体に不調が出現する可能性があります。
ミネラルの過剰症にも注意
余った分(過剰分)が尿として排泄されるビタミンCとは異なり、過剰に摂取したミネラルは「過剰症」を引き起こすことがあります。
たとえば、ナトリウムは生命維持に重要なミネラルですが、摂りすぎると高血圧などの病気を引き起こす可能性があります。
だからこそミネラルの摂取はバランスよく行う必要があります。
不足しがちなミネラルを中心に摂取しましょう
1日3食規則正しく食事をしていれば、病気になるほどミネラルが不足するということは少ないです。
しかし、人によっては、規則正しく食事をしていてもミネラルが不足してしまうということもあり、特に不足しやすいミネラルは「カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛」だといわれています。
そのため、基本的な食事をしながら、これらのミネラルを意識して摂取するのが、多くの人におすすめできるミネラルの摂取方法になります。
これらのミネラルを効率的に摂取できる食品としては、「緑黄色野菜、小魚、海草、乳製品」などがあります。
これらの食品を普段の食事にプラスしてあげることで、より効果的なミネラル摂取が可能になります。
酵素や青汁などの補助食品がおすすめ
ミネラルを効率的に摂取するためには、酵素や青汁などの健康補助食品を上手に活用することが重要です。
食事だけからミネラルを補おうとすると、相当な量の食材を食べる必要があり、献立を作るのがとても大変です。
もちろん栄養素はミネラルだけではなく、ビタミンや糖質、たんぱく質や脂質などのバランスを考慮するのは専門家でないと難しいです。
そこで、普段の食事や外食に加えて、酵素ドリンクや青汁などをプラスしてあげることで、簡単にミネラルバランスの良い献立を作ることが出来ます。
補助食品にも様々なものがあるため、自分に足りない栄養素やミネラルを意識して選ぶと良いでしょう。
また、健康食品を取り入れる際には、飲みやすさや味も重要なポイントです。
健康食品は長期間続けることで真の効果が発揮されます。
だからこそ、飲みやすく栄養バランスのとれた補助食品を使いましょう。
自分に合ったものを見つけ、長期間続けることが出来れば、体内のミネラルや栄養素のバランスを整えることが出来ます。
おすすめ記事