青汁とは、『生の緑葉野菜をすりつぶしたもの』と定義されています。
スーパーなどで買ってきた生鮮食品をミキサーで粉砕し、ドリンク(ペースト)状にしたものが青汁です。
そのため、青汁に含まれている栄養素とは、『生鮮野菜そのもの』であり、ミキサーに入れた緑黄色野菜によって、成分や栄養素は変化します。
積極的に野菜を摂取している人でも、生野菜をまとめていくつも食べるというのは難しいですよね。
しかし、青汁や野菜ペーストのような状態にすることで、『野菜の栄養素を凝縮』したドリンクを作ることが可能です。
そこで今回は、青汁の栄養素や野菜の栄養成分について、詳しく紹介します。
青汁の栄養素は野菜の栄養素のもの
青汁にする素材(緑黄色野菜)によって異なりますが、一般的な青汁には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノール、アミノ酸、酵素などの栄養素が豊富に含まれています。
それぞれの栄養素は各野菜から摂取することができますが、一度の食事で数十種類の野菜を食べるというのは難しいですよね。
普段から野菜を食べているという人も、自分のお気に入りの野菜や、食べやすい野菜が中心となっている場合が多く、青汁のようなバラエティに富んだ栄養素を摂取できていない可能性があります。
そのため、毎日の食事に青汁をプラスすることで、野菜の栄養素を豊富に摂取することが出来るのです。
ここからは、青汁の成分について詳しく紹介していきます。
青汁の原料ってどんな野菜?
『生の緑葉野菜をすりつぶしたもの』が青汁なのですが、実際の青汁には通常のスーパーでは見かけないような野菜も含まれています。
大麦若葉
ケール
明日葉
桑の葉
など
これらの野菜は栄養素がリッチに含まれており、通常の野菜からは摂取できないようなビタミンやミネラル類を摂取することができます。
独特な青臭さなどがある場合が多く、生野菜として食べるのは難しいため、青汁のような形で摂取することで、これらの栄養素をおいしく取り入れることができます。
ではここからは、青汁の原料に含まれている具体的な栄養素を解説していきます。
ビタミン
ビタミンは健康を維持するために必須な栄養素です。
エネルギーの合成や細胞を作る働きをサポートする仕事をしています。
水や油への溶けやすさで、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2種類に大別されています。
ミネラル
ミネラルの代表的なものは、カルシウム、リン、カリウムなどです。
ミネラルは体内で合成できない栄養素です。
そのため、食物として摂る必要があります。
不足した場合は欠乏症などの不調が出現する場合があります。
食物繊維
食物繊維は野菜などに多く含まれる成分で、人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分のことをいいます。
食物繊維には2種類存在し、セルロースに代表される水に溶けない不溶性食物繊維と、果物に含まれるペクチンに代表されるような、水に溶ける水溶性食物繊維があります。
この2種類の成分を合計したものが食物繊維です。
ポリフェノール
ポリフェノールは植物由来の抗酸化物質であることが知られています。
ビタミンCなどの抗酸化物質と同様に、ポリフェノールにも抗酸化作用があることが知られています。
抗酸化作用によって、アンチエイジングや疲労回復などのさまざまな効果が期待できます。
酵素
酵素とは、触媒(反応をスムーズに進める物質)としての働きを持つタンパク質の総称です。
摂取した食べ物を、消化・吸収・代謝するためには、さまざまな酵素の力が必要です。
酵素は人間が生命を維持していく上で、水や酸素と同じように必要不可欠な物質なのです。
栄養素満点の青汁を取り入れよう!
青汁にも様々な味があります。
商品によって味や風味が全く異なりますので、ぜひ自分に合った商品を見つけ、日々の食生活に取り入れてみてください。
今回ご紹介したように、青汁はまさに『栄養満点』です。
お気に入りの青汁の栄養素で健康を手に入れましょう。
おすすめ記事