痩せたくて努力しているのに、思うように痩せられない…
そう悩んでいる方は、少なくないと思います。
そんな方は、自分では気づいていない原因があるはずです。
今回はそんな、痩せたいのに痩せられない原因をご紹介していきます。
間違った食事制限の知識
良かれと思ってしているダイエットが、かえって身体に負担をかけてしまっている危険性があります。
ダイエットだからといって、過度の食事制限や、特定のものだけを食べ続ける”◯◯ダイエット”(キャベツ、バナナなど)のようなことをしていませんか?
バランスの悪い食事は痩せるどころか、身体に必要な栄養素が足りず、様々な不調を招く可能性があります。
例えば、炭水化物を減らすことは効果的ですが、全く摂らないと、エネルギーを消費する栄養素が足りず、ダイエットをしても体内のカロリーを消化することができません。
特定のものに偏って摂ることによるビタミン不足は、肌の調子が悪くなりニキビができたり肌荒れしたりする可能性があります。
ダイエット中においても、食事はバランス良く摂ることが、痩せることへの近道なのです。
体質
人間には、痩せにくい体質の人もいます。
年齢とともに基礎代謝が下がり、カロリーの消費量が少なくなって痩せにくくなったり、生理前の女性ホルモンの分泌により食欲が増したりします。
しかし、体質とはいえ自ら意識を変えることで改善できることもありますので、いくつか詳しくご紹介します。
筋肉量を上げる
筋肉は、エネルギーを消費し身体を動かすための、重要な要素です。その筋肉が足りていない場合、ダイエットをしても脂肪が減る効果が実感しづらいことがあります。ダイエットの一環としても、筋力トレーニングを取り入れることがおすすめです。
特に、体幹を鍛えることで身体全体をバランス良く引き締めることができます。
ヨガマットやタオルなどを床に敷きましょう。
両肘を肩の真下につき、手も軽く握って床につきます。この時両腕は平行になるようにしましょう。両足も肩幅に開き、つま先と前腕で身体を支えます。
またお腹に力を入れ、腰を反らないように注意しましょう。肩からかかとにかけて、身体が床と平行であることが理想です。これを毎日正しいやり方で1分続けることで、1週間ほどですぐに筋力がアップしてきます。
睡眠不足
睡眠不足になると、自律神経が乱れます。自律神経が乱れると、基礎代謝が下がり、エネルギーを消費しづらくなります。
一般的に、時間がある週末などにいつもより長く寝て、普段はあまり睡眠時間をとらない”寝だめ”は効果がないと言われています。
人によって最適な睡眠時間は異なりますが、継続的に必要な睡眠時間をとり続けることが大切です。忙しくても0時までには寝る、6時間は睡眠をとる、など自分でルールを決めておくと良いでしょう。
ストレス
睡眠不足にも付随することですが、自律神経が乱れると、イライラしやすくなります。
また、睡眠不足でなかったとしても、日々の仕事や生活の中でストレスを感じている場合も要注意です。
ストレスを溜めると、ストレスホルモンの”コルチゾール”が多く分泌されます。コルチゾールには、血糖上昇の作用があります。ですから、ストレスが溜まると血糖値も上がり、太りやすい体質になってしまうのです。出来る限りストレスを溜めないように気をつけたり、うまく発散したりして、コルチゾールの分泌が過剰にならないよう注意しましょう。
冷え性
冷え性も、エネルギーを消費できない原因の一つとなります。
特に冬場の寒い季節、冷え性に悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、湯船にゆっくり浸かったり、温かいものを飲んだりして、身体を温めることが大切です。寝るときにも、暖かい服を着て寝るようにしましょう。
努力不足
単純に、ダイエットしている”つもり”でも、その努力が一般的にみて足りていない…という可能性があります。
運動をしても高カロリーのものを摂取していたり、そもそも運動量が明らかに足りていなかったりという例が挙げられます。
まだまだ自分には改善する努力が足りない…という自覚がある方は、さらなる努力が必要かもしれません。
原因が分かったら、今日から改善してみよう
あなたの痩せられない原因は見つけられましたか?
今まで正しいと思ってしていたけれど、違った…
これをしていないから自分は痩せられない…
といった気づきがあった方は、ぜひ今日から改善してみてください。
ダイエットは、自分に合った方法を、無理なく続けていくことが大切です。
このことを念頭において、ぜひ理想の体型を手に入れてください!
おすすめ記事