健康寿命とは何か?
ひと昔前までは、「何歳まで生きられるか?」という人が死ぬまでの平均寿命に重きをおかれていました。
近年、ただいくつまで生きるということだけではなく、どれだけ健康で生きていられるのかという寿命の質の部分に焦点が当てられ、考えられるようになりました。
2000年に世界保健機関(WHO)が提唱したことにより、「健康寿命」という言葉が生まれ、世界中の人々に広く使われるようになりました。
健康寿命の定義は、「健康上のトラブルがなく、日常生活が制限されることなしに暮らせる期間」を指します。
つまり、認知症などを患わないこと、要介護の状態にならずに社会生活を自立して継続していかれることなのです。
医療の目まぐるしい発達により、健康寿命はだんだん延びている傾向にあります。
しかし、健康寿命と平均寿命には約10歳ぐらいの差があるのが事実です。
健康寿命=平均寿命とまではいきませんが、この差を埋めることが健康でより長く生きられる期間が長くなることを指しているのです。
それでは、健康寿命と平均寿命の差を埋めるにはどうすれば良いのでしょうか?
毎日の食事と運動に注目せよ!
やはり、健康寿命や平均寿命を延ばすには、毎日、栄養バランスの摂れた食事を摂ることが欠かせません。
毎日の食事が私たちの健康な体を作り、将来の体作りにもつながっていくのです。
特に加齢により、ホルモンバランスの乱れや栄養不足が起きやすくなり、何となく体調が良くない状態が起こりがちです。
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、糖質、乳酸菌やビフィズス菌、ポリフェノール等の栄養素を毎日考えながら、献立を考えていくことが大変重要になってくるのです。
しっかり毎食栄養を摂ることで、免疫力アップや疲れやストレス解消にもつながり、健康体を維持することができます。
また、食事だけではなく、適度な運動を取り入れることも大切です。
年齢を重ねると、どうしても基礎代謝が落ち、筋肉量が減り、中性脂肪や内臓脂肪などの脂肪のつきやすい体になってしまいます。
毎日定期的に筋トレを行い、筋肉量を落とさないようにすることがバランスの良い体を作ります。
ウォーキングや軽めのジョギング、ヨガなど毎日続けられるような軽めの運動から始めて、習慣化していきましょう。
普段デスクワークやコロナ禍で在宅ワークなどの事務仕事が多い人は、出かける時に階段を使う、自転車や自動車を使わずに徒歩で移動する等の移動手段の中に運動を取り入れる工夫をしてみましょう。
栄養バランスの良い食事と、定期的な適度な運動が健康寿命を延ばしてくれるのです。
しかし、1日の栄養バランスの摂れた食事を考えると言っても、総合的に考えるとなかなか全ての栄養素を必要量だけ摂取することはかなりの量食べなくてはならないので、物理的に大変難しいことです。
青汁を効果的に利用しよう!
ケール、大葉若葉、明日葉、桑の葉等の緑黄色野菜で作られた青汁は、普段食事では摂り切れていない栄養素を多く含んでいます。
たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、糖質、乳酸菌やビフィズス菌、ポリフェノール等、1日1杯の青汁の中から摂取できてしまうのです。
仕事で忙しい時でも、水や牛乳、豆乳、ヨーグルト等と一緒に摂ることができるので、手間いらずです。
さらにマンゴー味や抹茶ミルク味等、青汁の独特の香りや苦みを緩和した商品もたくさん売られています。
手軽に栄養素を摂れるので、毎日の食生活の中に青汁を取り入れてみましょう。
朝食時か夕食時に1杯飲むことで、劇的に栄養素を補ってくれるので大変おすすめです。
毎日の栄養バランスの良い食事+青汁生活を今日からスタートしていきましょう!
まとめ
年齢がいくつになっても、健康で色々な場所に出かけたり、自分のやりたいスポーツや趣味に耽ったりしたいものですね。
それには、病気にかからず自分で社会生活を送れなければなりません。
毎日の食事と適度な運動、それに1杯の青汁。
健康寿命を延ばすために、いつまでも健康でいるために、青汁を毎日の食事に取り入れていきましょう!
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