ダイエットをする前に！皮下脂肪とセルライトに対する知識を持とう！

体が太りやすく感じませんか？
脂肪細胞とは何か？
セルライトとは脂肪とは違う？
セルライトはどうやって落とすのか？
まとめ

体が太りやすく感じませんか？

年齢を重ねていくと、体がだんだん若い頃に比べて太りやすくなるのを実感しますよね？
若い頃は運動をすればすぐに消費していたものが、どんどん体内に蓄積しやすくなってしまいます。
そのまま気にせず放置してしまうと、肥満やメタボリック症候群などの生活習慣病になりやすくなります。
「いくつになっても、健康な体を維持していきたい！」
そんな想いを誰しもが持っているのではないでしょうか？
まずは体のメカニズムを知り、自分の体に合ったダイエットをすることが健康な体作りの第一歩となります。
ダイエットは脂肪を落とすこととよく言われますが、一体脂肪とはどんなものなのでしょうか？
脂肪細胞の働きやメカニズムについて知っていきましょう！

脂肪細胞とは何か？

まず、脂肪細胞の特徴について見ていきましょう。
脂肪細胞は、男女関係なく全身につくもので、皮下や内臓に多くつきやすいものです。
特に肥満度が高い人の体によくついており、適切な食事や運動で減らしていくことが可能です。

脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪の２種類が存在します。
皮下脂肪は女性につきやすく、妊娠や出産などに備えて骨盤の周りにつきやすい傾向にあり、燃焼されにくい特徴があります。
それに対して、内臓脂肪は男性につきやすく、エネルギーに変わりやすい脂肪なので、燃焼しやすい特徴があります。
両者ともに、適切な食事や運動をすることで燃焼させることができます。
無理のないダイエットをして、皮下脂肪や内臓脂肪を落とすと、健康でスリムな体を維持することができるのです。

セルライトとは脂肪とは違う？

ダイエットと言えば、皮下脂肪や内臓脂肪の他にセルライトという言葉をよく耳にするのではないでしょうか？
セルライトを潰すエステや、セルライト除去のような言葉は、よくエステなどの広告や宣伝で使われる言葉です。
それでは、セルライトとはどんなものなのでしょうか？
脂肪との違いはあるのでしょうか？
簡単に言うと、セルライトとは皮下脂肪の発展形です。
セルライトとは皮下脂肪が冷えや血流の流れが悪くなり、脂肪、水分、老廃物を溜め込んで肥大した結果、コラーゲン線維と絡まり固まってしまった状態を指します。
セルライトは女性のお腹、お尻、太ももにつきやすい特徴があります。
さらに表皮に近い部分につきやすく、痩せている、太っているに関わらず存在します。
また、一度ついてしまうと落としにくく、食事や運動のコントロールをしてもあまり変化はありません。

皮下脂肪とセルライトの決定的な違いは、脂肪細胞が固定されておらず浮遊していることです。
脂肪細胞が浮遊していると、水分や老廃物がどんどんくっついて肥大していきます。
さらにこれをコラーゲン線維が固く包み込んでしまうので、落ちにくくなるという負のスパイラルが生まれてしまいます。
食事や運動でダイエットをしても、セルライトだけはすぐには落ちません。
皮下脂肪だけ燃焼し、体のセルライトが溜まっている部分だけ落ちない現象が起こってしまうのです。
セルライトはリンパの流れをよくし、血流の流れを改善することで除去できる唯一の方法となります。

セルライトはどうやって落とすのか？

セルライトは元々、皮下脂肪であるので、リンパの流れや血液の流れをよくしてあげれば落とせるわけです。
冷えを予防し、水分や老廃物を溜め込まない体を作る必要があります。
頑固なセルライトは、エステなどのセルライト除去の専用の機械で分解することもでき、もちろん、自分でケアする方法もあります。
冷えればセルライトは溜まりやすくなるので、入浴後にきちんとマッサージを行ってあげてください。
入浴後は身体が温まり、脂肪も柔らかくなるので、リンパや血流の流れをよくするには絶好の機会です。