みなさんは日々のスキンケアに、どのような化粧品を使用していますか?プチプラでお財布に優しいもの、デパコスで品質にこだわったもの、人によって様々だと思います。
でも、今の自分の肌に本当に合っているのか?知らずに使っているアイテムも多いのではないでしょうか。いくら高いものを使っても肌に合っていなければ意味がありませんし、安いからといって買って肌トラブルが起きては、かえって治療にお金がかかるかもしれません。
なかでも肌をきれいに保つために最も大切なのは、毛穴の汚れをしっかりと落とすことです。クレンジングにはさまざまなタイプがあり、肌によって適切なものは異なります。
今回は、自分に合ったクレンジングを選ぶためのポイントをご紹介します。
4つの肌タイプ あなたはどれ?
まず、自分の肌がどのタイプかを知らなければ、自分に合ったスキンケアアイテムを選ぶことも不可能ですよね。
一般的に肌の質は、4つに分類されます。普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌です。
このあと、それぞれの特徴と、特徴に合ったクレンジングの選び方をご紹介していきます。
自分がどのタイプに分類されるのかを見極め、参考にしてくださいね。
普通肌
普通肌は、”普通”というくらいですから語るのが難しいですが、適度な水分量で潤いがあり、バランスの良いタイプです。毛穴が少なくきめ細かい肌なので、化粧ノリも良いですが、コンディションが変化しやすいという面もあります。
クレンジング
普通肌の方におすすめのクレンジングタイプは、オイルタイプやシートタイプです。
クレンジングと言えばクレンジングオイル、と想像する人も多いのではないでしょうか。
ここまでさまざまなタイプのクレンジングが登場するまでは、一般的なクレンジングはオイルタイプでした。オイルタイプはメイクや皮脂汚れを浮かせて落とす洗浄力に優れています。
またシートタイプは、手軽に使うことができ、汚れも目に見えて分かるほどよく落ちます。こちらも元の成分はオイルやエタノールが多く含まれますので、メイクや皮脂汚れをしっかり拭き取ることができます。
肌トラブルが少ない普通肌ですので、他のタイプを使用しても問題ありません。しかし、体質によって合わない場合や肌状態が変化してしまう可能性がありますので、異変を感じたらすぐに他の商品に変えましょう。
乾燥肌
乾燥肌は名前の通り、乾燥しやすい肌です。水分も油分も少なく、カサつきやすいのが特徴です。
クレンジング
乾燥肌には洗浄力の強いタイプのクレンジングは適していません。必要な油分までを落としてしまい、さらに乾燥したり荒れたりしやすくなってしまうからです。
ですから、バームタイプやミルクタイプ、クリームタイプなど、優しく洗い流すタイプのクレンジングがおすすめです。
バームタイプは、体温でとろけて肌に馴染み、毛穴の汚れを落とします。ミルクタイプやクリームタイプも、肌に優しく、水分量を比較的多く残すことができます。その分、リキッドなどの濃い化粧は落ちにくいこともありますので注意してください。
脂性肌
水分量も油分も多く、ベタつきやテカリがあるのが特徴です。オイリー肌とも呼ばれます。Tゾーンの毛穴の開きやファンデーションの崩れが気になることがあります。
クレンジング
毛穴の開きは、汚れがしっかり落とせていないことに起因します。脂性肌の方は、洗浄力が高いクレンジングで、しっかりと毛穴汚れを落としましょう。
普通肌でもご紹介したオイルタイプやシートタイプのほかに、リキッドタイプやジェルタイプもおすすめです。
リキッドタイプはオイルフリーであることが多く、界面活性剤で落とします。マツエクをしている場合も使用できるのが嬉しい点です。
ジェルタイプは、他の高洗浄のクレンジングと比較すると肌への負担が少なく、メイクが落ちている実感もしやすい、心地の良いクレンジングです。
混合肌
混合肌は、乾燥と脂性が混ざったような肌タイプです。水分は少なく油分が多いので、脂っぽいのにカサつきもあるという特徴です。
クレンジング
混合肌さんにおすすめのタイプは、リキッドタイプやバームタイプ、ジェルタイプです。油分はしっかり落とす必要がありますが、洗浄後に潤いが残らなければ、乾燥の原因になってしまいます。
特にバームタイプは、油分を含んでおり洗浄力が優れていながら、しっとり仕上がりやすいので、最近注目されています。同じ混合肌でも、乾燥と脂っぽさのどちらに寄っているかによっても適切なタイプは異なりますので、今までご紹介した内容も参考に、自分の肌質に合いそうなものを選んでみてください。
自分の肌タイプに合った化粧品を
自分の肌の特徴や、それに合ったクレンジングタイプは見つかりましたか?
今回はクレンジングのみご紹介しましたが、その後の洗顔や保湿ももちろん重要です。
当然ながら、同じアイテムが全ての人に合うわけではありません。だから世の中には、様々な化粧品が存在するのです。
人が紹介しているから自分にも良い、というものではありませんので注意しましょう。
自分の肌質がそもそも分からない…という場合は、美容皮膚科を受診すると教えてもらえることもありますし、ネットで質問に答えて肌タイプ診断をすることも可能です。
まずは自分の肌タイプを知り、自分に合うスキンケア商品を見つけてくださいね。
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